初診 H27年11月
自然妊娠を希望されてから2年経過。
1年前よりクリニックに通うも結果が出ない。
・基礎体温が2層になっていない
・月経周期はやや長く35日くらい
・クリニックでは高プロラクチン血症と診断
とのこと。
年齢的なことと、からだ的にも大きな異常が見られないこともあり
(東洋医学では問診、腹診、脈診などにより判断、このほか、骨格の歪みや皮膚・筋肉の緊張状態をみる)
結果は出るだろうと鍼灸治療をスタート。
触診
・背骨の歪み
・腰(仙腸関節周囲)の緊張
・下肢のむくみ
・腹部のむくみ
・腹部の圧痛(軽く圧を加えると痛みを感じる事)
などは見受けられたので、これを治療する。
※当院の不妊鍼灸の治療間隔は基本、週に1度
初回は、
食事の内容・睡眠・生活習慣の細かなところまでお聞きし、
無理がなく、大きな変化が出そうなところから、気をつけていただくよう指示。
施術は、はっきりと自覚のある、腰痛を緩和させる
※特に月経時にある腰痛は、婦人科系(卵巣や子宮)と関連性が強いので無視はできない
2回目
頸部に痛みを訴えるので、歪み(頸椎の捻じれ)をとる
また、腹部の圧痛をとるため、前額部(おでこ)と、足先に鍼をする
腹部の痛みは消失したので終了
※当院では、腹部の状態を遠隔的な鍼治療にて整える、
腹部に直接、鍼をすることはありません。
3回目~6回目
腹診(特に下腹部)を目安に治療を継続的におこなう。
仙腸関節部などの圧痛もしっかりと緩和させ、授かりやすい母体をキープさせる。
初診から2ヶ月後、無事妊娠。
※症例としてはかなり早い妊娠。来院されるかたの平均は約6ヶ月なので、この女性のケースは稀。元々の体質がよく、鍼灸に対する生体反応も起きやすかったので、良い結果につながったのではないか。
【おまけ 】
その後、28週時に坐骨神経痛になり、歩くのもつらいとのことで来院。
『このまま治らないんじゃないか』
と、だいぶ不安があったようでしたが、
いただいた声にあるように、1度の治療で普通に歩くことができ、
『歩ける~』とおっしゃっていた。
2・3回目の治療で
『ずっと座っていると腰がきつくなる』
『実は、逆子なんです・・・・・』
4回目(2週間後の来院)
『腰痛もほぼ大丈夫』
『逆子も治っていました~』
とここで里帰り出産をされることもあり、鍼治療は一旦卒業。
※本当に、なにもかも良い結果がでた順調なケース。
すべての方が、これくらいの結果がでればいいけれど、なかなかそうもいかない。
年齢も、体質も、食も、仕事内容も、メンタル面も、
みんな違うから。
当院の不妊鍼灸は、母体を整えること、
『母子ともに居心地のよい身体を作る』ことです。その為のサポートをさせていただいております。
症例の女性に『声をいただいておりますので』ご覧ください。
「アレ!?痛みがない!!」
・治療院に来るまえどのような症状でお悩みでしたか?
急に腰が痛くなり、仰向けで眠ることが出来なくなりました。
整形外科に行きましたが、腰痛の90%は原因不明だからと言われ、
途方に暮れていました。
お尻全体も押すと痛く、中からジンジンとする痛みに悩まされていました。
・施術を受けての変化、感想をお聞かせください
施術後すぐにはパッと痛みが無くなる訳ではありませんでした。
数日後に、「アレ?痛みがない!!」と気付く感じでした。
・「他院と違うな」と感じたところはありますか?
先生の人柄だと思いますが、ここが痛いだとかの症状を言いやすいです。
・同じような症状でお悩みのかたにメッセージをお願いします
すぐには治らないかも知れません。
継続して治療することで絶対に良くなりますよ。
川口市 斉藤有美様(仮名) 29才 会社員
※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。
お電話ありがとうございます、
明京堂治療院でございます。