不妊症は内から温める

不妊症に限らず、婦人科疾患には冷え症が根本の原因であるケースが多く、この冷えをいかに改善させていくのかが最大のポイントであると当院では考えています。

冷えとは血液循環の低下を表現しています。必要な栄養素や酸素が臓器に送られず、結果、ホルモンバランスや内臓機能の低下が起こるのです。

それでは、 具体的にどのようにすれば体を温めていくことができるのかお伝えしていきます。

鍼灸や整体で冷え症が改善されることもあれば、長年の体質として固定化されている場合は、鍼灸や整体の他にご自身で日常の習慣を変えていくことが大切です。

半身浴のように外から体を温める方法と、食事など内から温める方法がありますが、このページでは「内から温める」方法をお伝えしていきます。

体を動かすこと

私はフィットネスクラブでの治療院で働いていました。また、オフィス街での治療院に勤務していたこともあります。この経験により肌で感じたことがあります。

定期的にスポーツをしている方で、冷え症やむくみで悩まされている方は極端に少なく、一方でオフィス街での治療院に来院される患者さんの8~9割くらいの方は足のむくみ、冷えなどに悩んでいたという事です。

施術者側が筋肉をいくら動かしたところで、ご自身による運動効果にはとても及びません。「運動・・・。それができない(・・;)」と思うあなた、難しく考えています。必要なのは有酸素運動であり、全然疲れなくて物足りない位が実はベストなのですよ。

食生活

あなたもご存知のとおり、体を温めるという目的に良いだけではなく、身体を健康にするうえで絶対不可欠な食生活の改善。ところが、学生時代では食事に対する勉強はありませんでした。TVや雑誌で話題のものに飛びつき体の不調を訴えるかたも数多く見てきました。

当院では身体に触れることにより体質を見極め、あなたに合った食事指導をさせて頂きます。一生の財産になることまちがい無し!です。

姿勢・呼吸法

一般的には姿勢や呼吸が『冷え症』と関連しているとはあまり考えられていません。私はヨガ道場でこのことを教わりました。(3年間の鍼灸学校では一度も触れませんでした(・・;))

呼吸法をすることで、反応が良い人は1分くらいで体が温まっていくのが分かります。はじめはよく分からなくても必ず実感できるようになりますので安心して下さい。

【冷えは万病のもと】逆に言えば、温めることは万病に効くのです。一度にはとても無理ですが、繰り返し実践するお手伝いさせていただいております。

明京堂治療院