ドケルバン腱鞘炎は産後に発生しやすい腱鞘炎です。
なぜ?産後に発生するのでしょうか。
産後に腱鞘炎になる理由
ドケルバン腱鞘炎は多くの場合、親指の使い過ぎによる炎症が主な原因となることが多いのですが、産後にも発症しやすいと言われています。
その理由はホルモンバランスの変化です。
産後、
「手首が痛む」
「マッサージしても全然治らない痛みがある」
などの症状を訴える女性がいます。
これは母乳による育児や、産後の月経の開始、またスマートフォンの操作とは関連がないことが指摘されており、産後のホルモンバ
ランスの変化が、ドケルバン腱鞘炎の原因のひとつと科学的に認められているのです。
産後から1か月程度では症状が見られる方が少ないものの、2か月後から徐々に増えはじめ、だいたい3割から4割の人が痛みの経験があるという調査結果もあります。
痛みは妊娠中から出る方もいて、産後8か月の時点でも痛みがあるという方もいるようです。
一般的には、産後にドケルバン腱鞘炎を発症してしまうと、治療が難しくなります。
外科手術はもちろんできませんし、痛み止めの服用も授乳を行っている方は難しくなります。
育児期には当然のことながら赤ちゃんを抱き上げたりあやしたりといったことも行うため、装具を付けての治療も困難です。
それゆえ手を安静にしにくく、保存療法も難しくなります。
産後のドケルバン腱鞘炎をどうケアすべきか?
産後にドケルバン腱鞘炎に罹ってしまった場合、痛みを我慢し続けたり、治療を受けずに放置し続けるのは危険です。悪化してしまうとさらにマイナスだからです。
そこでお役に立てるのが、鍼や整体の治療です。
鍼治療には、ホルモンバランスを調整する作用もあり、腱鞘炎のみならず、乳腺炎などにも効果があります。
ドケルバン腱鞘炎でお困りでしたら、鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか?
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明京堂治療院でございます。