巻き爪とバレエダンサーが気をつけるべきポイント

バレエダンサーにとって、足は最も重要なパートナーです。

華麗に軽やかに舞う姿をうっとりと観ておりますが

ダンサーやダンサーを目指す皆さんの足は、大きな負担がかかり、痛みや怪我などのトラブルが起こりやすく、巻き爪のリスクも負っています。

巻き爪が進行するとパフォーマンスの低下を招くこともあります。

痛みを抱えながら日々バレエに励む皆さんのため、爪だけでも痛みなく過ごして頂きたい!!

そこで、ダンサーが巻き爪を防ぐために気をつけるべきポイントや、万が一巻き爪になった場合の対策について解説します。

1. 正しい爪の切り方

バレエシューズやトウシューズを履くダンサーにとって、爪の正しい切り方は非常に重要です。

爪を深く切りすぎたり、端を大きく切ってしまうと、シューズ内で爪が圧迫され、巻き爪や陥入爪のリスクが高まります。

さらに、つま先にかかる圧力が直接皮膚に影響を与え、痛みや炎症を引き起こすことがあります。

また、長く伸ばし過ぎても、ひび割れや爪の巻きが強くなる原因になってしまいます。

対策:

  • 爪はまっすぐに切り、端をあまり深くカットしないようにする。
  • 爪を切る際には、指からはみ出ない程度にする。
  • 爪切りの後は、爪のサイドにヤスリをかけ爪にくい込まないようにする。

正しい爪のケアを行うことで、巻き爪の発生を防ぐことができます。

爪の健康・痛みはパフォーマンスに直結すると思います。どの長さがご自分に合っているか観察してみてください。

2. 適切なシューズ選び

バレエシューズやトウシューズの選び方も、巻き爪のリスクを左右します。

特にお子さんの足は、急にサイズが大きくなったりします。

トウシューズはもちろん、バレエシューズのサイズもこまめに気にかけてあげて下さい。

シューズが小さすぎたり、合わないサイズを選ぶと、爪やつま先が圧迫され、巻き爪や他の足のトラブルが発生しやすくなります。

3. 足のケアを徹底する

長時間のレッスンやリハーサルによって足に大きな負担がかかります。

巻き爪だけでなく、足の疲労や乾燥、筋肉の緊張などが重なると、トラブルの原因になります。

日常的に足のケアを行うことで、巻き爪のリスクを軽減し、足の健康を保つことができます。

対策:

  • レッスン後や入浴後には、足をしっかり拭き保湿する。
  • 定期的に足をマッサージし、血行を促進する。
  • 足湯やストレッチを取り入れて、足の筋肉をリラックスさせる。

特に足の保湿ケアは重要で、乾燥した皮膚は爪が食い込みやすくなり、巻き爪のリスクを高めます。

身体のメンテナンスの一環として、足のケアを欠かさないようにしましょう。

4. 巻き爪の早期発見と対処

巻き爪は早期に適切な対処をすることで、痛みや悪化を防ぐことができます。

初期段階では軽い違和感や赤みが見られる程度ですが、放置しておくと痛みが増し、炎症や感染症に発展することもあります。

巻き爪の初期症状に気づいたら、すぐに対処することが重要です。

対策:

・爪が皮膚に食い込み始めたら、巻き爪専用のテープや矯正グッズを使う。
・痛みや腫れがある場合は、無理にポワントを履かずバレエシューズでレッスンする。専門医に相談する。
・症状が軽い段階で対処すれば、手術などの大きな治療を避けることができる。

巻き爪は、痛みや不快感が出る前に対処することで、ダンスパフォーマンスへの影響を最小限に抑えられます。

日常的に足の状態を確認し、早めの対策を心がけましょう。

爪の切り方だけでもご対応します。困った時はお気軽にご相談ください。

まとめ

適切な爪の切りかただけでも痛みが軽減することが多々あります。

また爪の変形による痛みも、ケアすることで健康な爪に改善されます。まだ大丈夫と我慢せず、お早めにご相談ください。

足のメンテナンスをすることで、巻き爪を予防し、健康な足を保つことができます。

巻き爪の初期症状を見逃さず、足のトラブルを回避し、パフォーマンスを向上させましょう。

当院の巻き爪へのアプローチは?

巻き爪矯正

①特殊な器具を使っての施術

当院の巻き爪矯正は特殊な「インベントプラス」という巻き爪矯正ワイヤーを使い矯正していきます。

従来のワイヤー矯正は、爪に穴をあけ装着する器具が使われていましたが、当院が採用している「巻き爪矯正インベントプラス」は、ご自分の爪に穴をあけたり、爪を痛めることがなく装着することが出来ます。

そして施術時に痛みを感じることなく、装着後の違和感もありません。

(特許取得製品 、意匠登録製品、日本製)

当院の施術の特徴は以下の通りです。

巻き爪矯正イラスト

②一回目の施術で痛みがラクになる

個人差はありますが、ほとんどの方が、一回目の施術後には「痛みがなくなった!」と喜んでくださっています。

ご自分で、セルフケアを試しながら状態が悪化してしまい、痛みを堪えてご来院される方がほとんどです。

まずは、快適に歩行できるよう痛みを取り除くことに専念しています。

③ワイヤーの強制力が強い

施術から1~2ヶ月は、張力が持続するので効果的な矯正が可能です。
その間、爪の伸び方が変わってきて、巻き爪を改善に導くことができるのです。

それを何ターンか繰り返すことで、根本的な改善を目指します。

④施術中の痛みがない

巻き爪矯正手順

爪の両端に引っ掛け、ねじ上げる方法なので施術時の痛みがありません。

日常生活も支障なく過ごせます。

運動部の学生さんにも、バレエでトウシューズをはいて踊る方も違和感なく安心して装着されています。

施術時間は、30分程度で完了!(爪の状態により時間は前後します。)

⑤どんな状態の爪にも対応可能

当院の施術は、どんな状態の爪でも対応可能です。
(化膿や出血が激しい場合は、落ち着くまで待っていただくこともありますが、施術をお断りすることはありません)

病院で断られたり、手術をするしかないと言われてしまったり、どこに行けば良いのか分からずお困りの方は是非当院にご相談ください。

巻き爪について詳しくはこちら

この記事に関する関連記事

明京堂治療院